新設系だが,こぢんまりとしたいい施設。
湯室に入ると,柑橘系の匂いがする。温泉の匂いかと思ったがそうではなく,柚の匂いだった。
湯船には,薄緑色のお湯が満ちている。この色づきを見ているだけで嬉しくなる。緑色の温泉と言えば,信州では熊ノ湯温泉,日によっておぶせ温泉などがあるが,これらに負けない,いい色である。
源泉風呂があり,そこには温い源泉が満たされている。残念なのは,そこにジャグジーが付いていることと,柚風呂にさせられてしまっていることである。源泉風呂があるのは嬉しいんだけど,こうしてしまうとせっかくの源泉が楽しめなくて勿体ない。
源泉を見ていると,小諸の布引観音温泉と似ているお湯であることを思い出した。鉄分を含んだ湯の花が舞っているところも。
露天風呂も遠くが眺められて(浸かったら見えないけど)なかなかいい感じ。内湯と違ってちょっと茶色がかっている。
800円は若干高いけど,このお湯にゆっくり浸かれるのであれば,損はないと思う。
(H17/11)
4年ぶりの来訪。
あまりこちらの方まで足を伸ばすことができないことと、新しくオープンした温泉(小海リエックス、八峰の湯)を優先してしまったため、久しぶりの来訪となった。
緑色のお湯に改めて驚く。
この緑のお湯は、硫黄泉系の緑色(上諏訪の大和温泉や戸倉の観世温泉などなど)ともまた違っていて、白色も入った淡い緑色である。
近くのウソ沢温泉もこのような幻想的な色だった。
どのような成分によってこのような色になるのか、興味は尽きない。
今回の白眉は源泉風呂。ジャグジーは相変わらず付いていたが、今回はゆず風呂などにはされておらず、100%の源泉を楽しむことができた。
ぬるめの源泉が山登りで疲れた体にベストフィット。
誰もいなかったため、源泉風呂を独占して、ぬるめのお湯でトリップする。
(H21/9) |
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