美ヶ原温泉(和泉屋旅館)


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系統 歴史系
混み混み度 適度
湯色 透明
泉質 単純温泉
加水状況 源泉100
加温状況 冬季加温
環流状況 半量かけ流しと半量循環
風呂の種類 男女別内湯各1・
男女別露天各1
貸し切り風呂2
日帰入浴料金 800円
営業時間
休憩所 あり
問い合わせ先 0263-32-2043
入湯回数 1泊
極私的評価  


歴史
日本書紀に天武天皇が「束間の温泉」に行幸しようとして信濃の地形図を献上させたと書かれており,この「束間の温泉」が現在の美ヶ原温泉か浅間温泉かのどちらかと考えられている。日本書紀に取り上げられるほどの歴史のある温泉であるといえる。
平安時代の歌人源重之は「出る湯の わくにかかれる 白糸は くる人たえぬ ものにぞありける」と詠んでいる。
昭和58年に国民保養温泉地の指定を受け,平成2年には「ウェルネスうつくし」がオープンした。

感想
 美ヶ原温泉の中では,ベスト3に入る(と思う)有名どころ。団体客を受け付けない,というのがいい感じ。
 1泊1万4000円のところを,2000円キャッシュバックキャンペーン中で2000円札が戻ってきた。
 内湯はタイル敷きでかなり雰囲気があり,結構気に入った。角間温泉の越後屋を思い出した。適温で入りやすいところが違うけど。露天風呂も足湯もゆったり出来る感じ(上の写真は足湯)。冬はちょっと寒いけど,夏は虻が飛んでくるかも知れない。何となくだけど。
アル単で,やさしい感じのお湯だった。
 夕食の料理は部屋出しだったが,温かいものを温かく運んでくる感じで,なかなかよかった。料理はボリュームもあり,おいしかった。朝食もありきたりの温泉旅館の朝食とは異なり工夫されていた。
 給仕の人は近所のおばちゃんという感じで,高級旅館のような趣はないが,なかなか気さく。
 さすが人気があるだけに,レベルが高い。足湯を作ったり,時代に乗ろうとする努力も凄いと思う。貸し切り露天風呂の魅力で若いカップルをもターゲットとしているのだろうが,温泉をファッションと考えているような人たちに独占させておくような旅館ではない。
(H16/2/28)

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