釜沼温泉　大喜泉

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系統	秘湯系
混み混み度	適度
湯色	うす褐色
泉質	含二酸化炭素CaMg 炭酸水素塩冷鉱泉
泉温	１２．５℃
加水状況	源泉１００
加温状況	常時加温
環流状況	基本的に掛け流し
風呂の種類	男女別内湯各１
日帰入浴料金	８００円
営業時間	１３〜１５時
問い合わせ先	0264-46-2155
入湯回数	１回
極私的評価	−

歴史

昔はかなり大きな湯沼があり、多くの木曽駒（馬）の治療に利用されていたとのこと。 天保２年に初めて当時宿として開湯。昭和５９年に大改修して現在の姿となった。

感想

王滝村へ無料法律相談に行った後，寄る。王滝村は本当に遠い。松本からはどれだけ急いでも２時間はかかる。そして，おんたけスキー場の経営不振などから大幅な債務超過状況にあり，そのつけは住民に回されることになる。この村はどうなっていくのだろうか。 王滝の湯に行こうと思っていたが，職員の人に聞くと，赤字のため今年から土日だけの営業になったようであり，行けなかった。楽しみにしていたので残念だったが，代わりに王滝村からの帰り道にある釜沼温泉を紹介されて，行くことにする。 日帰りは３時まで，ということで，若干過ぎていたが，こころよく入れてくれた。１５分〜２０分以上入ると湯当たりするから，と説明される。普段もそんなに入らないからいいが，薬効が豊かということだろう。アトピーが治ったなどの手紙が，脱衣所にところ狭しと貼り付けられている。 湯船は，加熱された風呂と，小さな源泉風呂（これも加熱されているか？）がある。うす褐色のお湯が満たされている。源泉風呂がまたよい。２５度を超える夏日だったため，源泉風呂の冷たさが非常に心地よかった。お湯と同化するような心地よさでいつまでも入っていたいような感じだが，あまり入っていると湯当たりするのだろう。 湯室の横は渓流。自然の中にある。 これで日帰り料金がもう少し安ければ文句ないのだが，宿泊客を大事にしているのだろうし，鉱泉を湧かす経費などもあるだろうし，しょうがないのかもしれない。 （H17/6)