平成１７年オープンの新しい施設。
施設は、プロヴァンス風の洒落た建物。喫茶店かレストランかと見間違えんばかりである。開設前に通りかかったとき、何の建物かと訝しがったのを思い出す。長野県の温泉の中では、日帰り温泉施設としては、一二を争うお洒落な外観ではないだろうか。
浴室には、内湯が１つと露天風呂が１つ、それと、座り湯なのか、寝湯なのか、はたまた掛け湯なのか、よく分からない浴槽が１つある。
お湯はナトリウム塩化物泉で、緑色というか薄茶色というかの濁り湯。新鮮で気持ちいい。口に含むと鉄味と僅かな塩味を感じる。４５００㎎を超える、かなり濃いお湯。いずれも掛け流しと思われる。加温はしているかよく分からない。
小さな湯船だが、適正な大きさだと思う。洗い場も４つ程。
裾花峡、松代、保科と、このナトリウム塩化物泉系の温泉は、この善光寺平系の湯脈の特徴なんだろう。まだあまり知られていないから比較的空いているが、知られてきたら芋洗いの温泉になると思う。豊野温泉と同系統の温泉だが、長野市街地からこちらの方が近いし、お湯も新鮮だし。駐車場も少ないし露天風呂からの眺望もないから、人数が多ければ豊野温泉の方がいいと思うけど。
人にあまり教えたくない隠れ湯といったところ。
（H18/11)
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休みの日なのに空いている。まだ知られていないからかもしれないけど、穴場である。
前とは違うところで、男女入れ替え制のようだ。前は寝湯のような浴槽があったが、こちらにはない。夏だと一層源泉浴槽が欲しくなる。湯量は多いから小さな湯船でも作って欲しいが。
どこかのホームページがオススメの日帰り温泉としてアンケートを取っていてここが一位になったと貼ってあったが、そんなに人気があることは窺えない。
露天風呂からの眺望がないとか、狭いとかが影響しているかもしれない。しかし、良質な泉質で、空いているし、ゆったりするには付近最適かも。前より茶色が強くなっている感じがする。
風呂から上がってテラスからは長野市街がゆったり眺められる。そんな夏の午後、昼下がり。
(H19/8) |
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若槻温泉
