七味温泉　牧泉館

歴史
明治１０年ころ発見され，明治２２年に開湯したと伝えられている。古くは「七潜の湯」といわれ，万座温泉を経て草津へ向かう道すがら、汗を流した湯という。 黒湯・綿湯などの７つある源泉の味と色がそれぞれ違うところから，その名が付けられたとのことである。 昭和３６年に電気が引かれるまでは「ランプのいで湯」であった。 牧泉館の露天風呂は昭和６０年に新たに掘削されたお湯を利用している。内湯は上記ブレンド湯。

感想

七味温泉の中では，山王荘と紅葉館，名前が分からないがもう１つの日帰り温泉に入ったことがあったが，牧泉館には今まで入ったことがなかった。冬に一度挑戦して，雪にはまってあきらめたことがあったが（その時は営業していなかった）。 今は旅館としての営業は辞めたようだ。それでも日帰り料金５００円で１日１００人来れば５万円である。人件費を考えればいい選択かもしれない。 温泉は内湯と露天風呂で源泉が違うようだ。露天風呂は自家源泉のようで，敷地内から蒸気が吹き出ている。９５度の超高温泉で，それがそのまま湯船に注ぎ込まれているから，がんがん加水しないと入れない。それでも熱く，殆どの人は浸かっていなかった。 内湯の温泉は比較的ぬるくマイルドな白濁湯。真っ白な湯の花が舞い，見ているだけで嬉しくなってしまう。 隣に入っていたおじさんも「極楽，極楽」と連呼していた。 (H16/9/23) 平成２０年６月に訪れたが、休業中であった。 ４月まで冬期休業中と書いてあった。 (H20/6) まだ休業中。 恵の湯の人に聞いたら、３年前からずっとやっていないとのこと。 復活の日は来るのだろうか。 (H21/10)