角間天狗の湯　傳習館　

HP	http://denshukan.com/
系統	新設系
混み混み度	適度
湯色	透明
泉質	Ｎａ塩化物泉
加水状況	源泉１００
加温状況	加温なし
環流状況	掛け流し（浴槽内循環）
風呂の種類	男女別内湯・露天各１
日帰入浴料金	５００円
営業時間	１０時〜１９時
休憩所	あり
問い合わせ先	0269-31-3454
入湯回数	２回
極私的評価	−

歴史		地図
平成２０年９月２７日に開設。 元々外壁や屋根のリフォームを扱う富士建材が管理運営を行っているとのこと。		大きな地図で見る

感想
知る人ぞ知る存在だった「温泉保養センターとらや」が解体されて２年ほど。 近くを通りかかったので、跡地はどうなっているかな、と思って通りかかってみる。すると、立派な建物が出来ていた。 何かと思って覗いてみると、新しい温泉施設が出来たとのこと。そしてオープンは何とその訪れた日だった。何たる偶然。何も情報がないのにオープン当日朝一番に訪れるとは、大げさだが何か運命めいたものすら感じる。 ５００円で入浴。オープン当日だけあって、施設の従業員も慣れていない様子。 脱衣所は、棚が１０個しかないが、これで果たして対応できるのだろうか。せめて脱衣篭を置いた方がいいと思うけど。 温泉は内湯と露天風呂。いずれも広々としており、ぬるぬるした感触の弱食塩泉が結構大量に注がれている。お湯は薄く青く染まったお湯。角間温泉から近いが、角間温泉よりはぬるぬる感が強い。 オーバーフローは多いが、浴槽内循環させているようなのが少し残念。 露天風呂からはあまり眺望は利かないが、山の中にいることを感じさせて心地良い。 入らなかったが、サウナと水風呂もある。 休憩室で休んでいると、従業員のおばさんが声をかけてきて、お茶を出してくれる。 とらやから経営者が変わったとのこと。看板でうまく誘導しないといけないですね、というような話をしたりする。 家族経営が基本母体のようで、お湯がうまく調整できていないということでばたばた娘さんなどが飛び回っていた。オープン日というのはいろいろと大変なのだろう。 殆ど宣伝していなかったようであるが、果たしてオープン日にどのくらいの人が訪れたのだろうか。 外に出て車の方に向かうと、先ほどのおばさんがオープン記念だからということで、赤飯のおにぎりを持って走ってきて渡してくれる。 みんな頑張ってやっていそうだし、いい人そうなので、なるべく栄えて欲しいと思う。 源泉のレベルは当然高いし、温泉施設自体も、悪くない（循環させる必要はないと思うけど）。脱衣所に洋楽が流れていたりして（娘さんの趣味か？）、なかなかいい感じ。建物もさすがにお洒落。 あとは、この温泉激戦区にあって勝ち残れるかである。 日帰り温泉施設に限定してても、近くにみやま温泉、角間温泉宝泉など、レベルの高いものがあるが、いずれも大繁盛しているとは言い難い。 スキー帰りにいいと思うが、後は宣伝次第だろうか。 (H20/9) 志賀高原のスキー帰りに寄る。 ついでに着替えることもできるし、なかなかいいと思う。 疲れた体に熱めの塩化物泉が心地よく染みる。 ５年ぶりだったが、結構にぎわっていて、何よりだと思った。 庭にはヤギがいて、干し柿がつるされる下で、干草を一生懸命食べていた。 (H25/2)