山梨の新設系では一歩先んじて噂が轟いている温泉。新設系といっても平成１１年にできたものであり、もう１０年近くたつ。いろいろなところで評判を聞くので、一度訪れたいと思っていた。
意外とアクセスは大変ではない。フルーツ公園を通り抜けたところにある。これだけアクセスが簡単だと、人が多く訪れるのも当然である。
露天風呂からの眺望が売り。あっちの湯とこっちの湯と名付けられた２つの露天風呂がある。一方のみで６００円。せっかく来たんだし両方入ろうかとも思うが、１つに入ってから考えることとする。湯船が小さいという「こっちの湯」を選ぶ。
さすがに眺望は素晴らしい。甲府盆地を一望でき、なかなかない眺望である。天気がよければ富士山なども眺められるという。夜景もきれいだろう。
「こっちの湯」には内湯が１つと、露天風呂が２カ所ある。これで十分である。もう一方に入ろうという気が失せてしまった。下の露天風呂は広く、ぬるめになっている。お湯はぬる湯でいいが、太陽の光が強くて、長く入っていられない。
お湯は口に含むとなぜか甘い味がする。甲府盆地ならではのモール泉系の成分が入っているのだろうか。温泉分析書では単純温泉で、成分総計が１００ミリグラムくらいで、かなり薄い温泉である。この甘い味が謎でならない。若干つるつるするお湯である。
あわせて塩素臭も若干感じる。
お湯はともかくとして、眺望が素晴らしい温泉である。この眺望は売りになるだろう。
実際に観光バスで来る人もいるくらい大人気。
（H20/8) |
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ほったらかし温泉 
