鹿教湯温泉　河鹿荘

ＨＰ	http://kajika.kakeyu.org/
系統	療養系
混み混み度	適度
湯色	透明
泉質	単純泉
泉温	４７．９度
湧出量	２６１０リットル／分
蒸発残留物	５７３�r／１�s
加水状況	源泉１００
加温状況	冬季加温
環流状況	掛け流し
風呂の種類	男女別内湯１， 混浴露天１、展望風呂１ 貸切風呂
日帰入浴料金	５００円→ １人なら８００円（平日）、１２００円（休日） 複数人なら５００円（平日）、８００円（休日）
営業時間	9：00〜19：00
休憩所	あり
問い合わせ先	０２６８−４４−２０３６
入湯回数	１泊
極私的評価	−

歴史

文殊堂の文殊菩薩が鹿に化身し，信仰心の厚い猟師に当地にいで湯があることを教えたことから発見されたと言われる。 http://www.kakeyu.or.jp/index2.html（公式HPに詳しい伝説が載っている） そのため「鹿教湯温泉」と名付けられ，また「文殊の湯」とも言われ、共同浴場はその名を取っている。 寛政９年（１７９７年）５月，上州新田郡の代官岩松満次郎が中風の療養のために，料理人等もあわせ総勢７人で湯治に来たという文献が残っており，当時から中風の温泉として知られていたことが窺われる。 現在は，国民保養温泉に指定され、また、脳卒中の後遺症や高血圧の治療とリハビリなどを目的とした鹿教湯病院が温泉街の中にあり，温泉療養場としても全国に知られている。

感想

ここ鹿教湯温泉は、おじいちゃん，おばあちゃんがいっぱい。 あちこちに飲泉場所があって，楽しくなる。単純温泉だから，誰にでも効くのだろう。年取って病気をしたら，こういうところで療養したい。一日くらい泊まったところで，全然効果ないだろう。 河鹿荘というところに泊まるが，給仕をしてくれるお姉さんが「ありがとうございます」を連発していた。口癖なんだろうか。蛍は出ていますか？と聞くと，言下に今年はまだですね，ときっぱり言われる。もう少し含みを持たせても良いのに。 じいちゃん，ばあちゃんがそこら中を歩きまくっており，お店もばあちゃん向けの店が多い。めちゃくちゃ安い値段でおばちゃんパンツとか売ってるし。なんだか面白い温泉地。こんな高齢者向けの温泉地って初めてかもしれない。何だかんだ言って，渋とか野沢温泉とかって，若者〜中年向けだったりするし。 お湯は鹿教湯温泉ならではの優しいもの。露天風呂と展望風呂と名付けられた内湯が混浴になっている。 その他男女別の内湯もある。 このように旅館に混浴が設けられているのも、保養を重んじる鹿教湯温泉ならではの歴史・伝統だと思う。温泉地レベルでこんなに混浴を取り入れているところは、寡聞にして知らない（少なくとも信州にはない）。 (H15/6/14)