一軒宿,相模屋旅館に泊まった。一泊1万円から。紅葉シーズンの週末ということもあり,ほぼ満員だった。
一言でいって大満足。温泉は白濁色ながら完全に湯に溶け込んでいる。ロケーションも,露天は温泉の蒸気が吹き出ているのがすぐ近くに見え,掛け流しの温泉が露天風呂の横をせせらぎのように流れる。内湯は2つあり(女性は内湯にも露天がついていたらしい),これもまた情緒あふれる木の湯船。温泉はどこをとっても秘湯ムード満点なのに,旅館の方はホテル並の設備と清潔さ。しかも食事は部屋出しで,サービスも文句なし。食事も最低の1万円なのに,「ここら辺でとれたもの」という山菜など,とてもおいしく,量も食べきれないほどだった。
ここは人に勧められるかも。ただ,硫黄臭が旅館全体を包んでいるので,苦手な人は苦手だろうけど。それと,気管支系に不安がある人は,健康的に大丈夫なんだろうか・・ここ。気分悪くなったりしないのかな・・。
冬の雪見でまた行きたい。
(H14/9/28)
地獄ムード
女湯の脇くらいから蒸気が噴き出していた。
一緒に入っていた男の子が,雲ってあそこからできるの?とかわいい質問をしていたが,それに対しておじいさんらしき人が,いや,あれは温泉があそこから噴きだしているんだよ,と冷静に答えていた。
そういうところは嘘をついてもいいんじゃないかなあ。 |