東根温泉 いしの湯
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系統 | 歴史系 | |
混み混み度 | まぁ適度 | |
湯色 | うす褐色 | |
泉質 | 含硫黄−Na塩化物硫酸塩泉 | |
加水状況 | 加水あり | |
加温状況 | 加温なし | |
環流状況 | 掛け流し | |
風呂の種類 | 内湯1 | |
日帰入浴料金 | 8〜20時 | |
営業時間 | 150円 | |
問い合わせ先 | 不明 | |
入湯回数 | 1回 | |
極私的評価 | − |
外観等
感想
東根温泉は「さくらんぼ東根温泉」などと、ちょっと新設系のような名前を付けられたりしているが、歴史のある地元に密着した温泉である。
平地にある温泉であり、温泉宿も多くある。
しかし、ここは民家の中にある民家温泉が点在しているようであり、素晴らしいところである。
ここ「公衆浴場いしの湯」は幹線道路沿いにあるが、完全に外観は民家で、ボイラーが壊れたから隣の家でお風呂を貸してもらうような感じである。
ちょっと声をかけると、おばさんが出てきて150円を支払う。
このような民家温泉だが、入浴客が途絶えずに入ってくる。
かぶり湯かと思って源泉を浴びようとすると、先客のおじさんたちに止められる。熱すぎる源泉であった。
含硫黄−Na塩化物硫酸塩泉、1034ミリグラム。
硫黄分も感じることができる良泉である。うす褐色に染まっている。あまりにも熱いために投入量はそれほど多くなく、また蛇口からホースがつながれて、加水もされている。
出て行くときに「ごゆっくり」と話しかけられる。本当に山形の人はあたたかいと思う。
民家での借り湯風情がたまらない温泉である。
(H20/10)