下諏訪温泉（富部温泉（とんべ））　

系統	歴史系
混み混み度	すきすき
湯色	透明
泉質	単純温泉
泉温
加水状況	源泉１００％
加温状況	加温なし
環流状況	循環？
風呂の種類	男女別内湯
日帰入浴料金	２２０円
営業時間	５時３０分〜２２時
問い合わせ先	０２６６−
入湯回数	１回
極私的評価	−

歴史

諏訪大社の門前町として知られる。古くから中山道随一の温泉宿場として栄えている。 富部温泉は、平成１９年３月末に閉鎖。

感想
下諏訪温泉にある共同浴場の一つ。 平成１９年３月末で閉鎖になる。そして、その最終日に訪れる。このときを逃すと、後で後悔しそうだったから。 他の共同浴場と同じような、素朴な味わいの湯屋。番台のおじさんに挨拶をして入る。最後の３日間は無料開放。「長年のご利用ありがとうございました」という張り紙。 四角いタイル貼りの湯船が１つあるだけの施設。壁画は富士山か。湯船と上がり湯に別の源泉が使われているのが何とも贅沢である。 中には２〜３人の先客。最後の日だから人で溢れかえっているかと思ったら、そうでもなかった。地元の人ばかりで、今ジャガイモの植え付けが終わった、などとのんびりした挨拶。 それでも、小さい頃から通ったこの浴場への感傷的な言葉が聞こえてくる。子どもを毎日連れてきていて、あそこの場所でいつも体を洗わせていた、湯船には熱くて入れなかったから。ボイラーの修理にお金がかかり、積立金も無くなりつつあって対応できないらしいこと・・。 通い慣れた共同浴場が明日から無くなる。 そんな時どのような気持ちを抱くのか。最期の日だけに訪れた私には、分からない。 (H19/3)