岡谷温泉　ヘルシーパル岡谷　（閉鎖）

歴史

野口�ｦ一さんという岡谷市民が私財を投じて温泉発掘の夢を追いかけ，掘削した。昭和５９年には地下１０００メートルから３９度の温泉の湧出を得た。さらに高温の温泉を求めて，昭和６１年６月１３６８メートルに達したところから，ついに４８度の高温泉を掘り当てたとのこと。 その後，岡谷市が温泉の権利を譲受け，ロマネットなどを新設。 ヘルシーパル岡谷は、平成１８年９月２０日閉鎖された。独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構が廃止・売却する方針を示していた。

感想

十県会夏期研修準備委員会の合宿で行く。 朝９時に長野を出てこの「ヘルシーパル岡谷」で１０時３０分から合宿開始，翌日の昼まで続く会合で，まさに「合宿」という名が相応しいような会合だ。「強化」という言葉を修飾辞にしたいくらいだ。 何事も一人で考えているより雁首並べてああだこうだ言っている方がアイデアが浮かんでくることは事実であるが，それにしても，信州人はつくづく議論好きだと思う。 たまに議論の目的を見失っているようにも思える。 ヘルシーパル岡谷は，公共系の宿だけあって，清潔感のある建物である。 温泉は少しくつるつる感を感じるなかなかのお湯。露天風呂はないが，内湯の窓から諏訪湖が一望できる。 近くにある日帰り施設「ロマネット」と同じ源泉だが，日帰りで来てどちらに入るかということになると，やはり趣向を施した「ロマネット」に軍配が上がると思う。 夜は諏訪湖の新作花火大会を眺める。雲が出ていて花火の全体がうまく見えない。 （H16/9) 平成１８年９月、閉鎖。時代の流れだろう。