2度目の来訪だが、前回来たときは火事により焼失していたため、垂れ流し源泉に触れるにとどまっていた。近くを通りかかったので、寄ってみると、見事に再建されていた。
立派な新設系の施設である。中に食事どころも併設されていた。地元の農産物なども売っている。
浴室も立派。洗い場も多くあり、内風呂は大きい。
内風呂も露天風呂も掛け流し利用をしている。残念なのは、内風呂も露天風呂も、いずれも湯口で濾過していること。湯の花に文句言う人もいるからだろうけど、大部分の人は湯の花も温泉らしさとして感じるはずである。特にこのような濃厚な温泉なのだから、濾過などせずに利用してほしい。
源泉はちょっと口に含んでみると、塩分を含んだ複雑な味。吐き出したくなるような味である。匂いはモール臭というか好物臭がする。中越のここら辺の地域は個性的な匂いのするお湯が多い。石油も発掘される土地柄である。
露天風呂は割合丸見え。男性風呂は立ち上がると駐車場がよく見える。内風呂の方が色が濃く、薄い緑色に染まっている。露天風呂は色が薄い。濾過していなければもう少しいい色づきが見られるかもしれない。
投入量があまり多くない反面湯船が大きいのが、ちょっとマイナスポイントだが、掛け流しで気持ちいい。十分ゆったりできる高レベルな新設系温泉である。
(H20/9) |
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