郡司が近くに来たら寄りたくなる温泉と評していたので，楽しみに訪問した。
オープン前に着いてしまったので，施設前にある足湯（右写真）で時間をつぶす。と，オープン時間の１０時前から続々と客が訪れ，行列になる。時間前に温泉施設を訪れることは殆どないからよく分からないけど，ここまで行列になるのは珍しいのではないだろうか。５～６０人くらいは並んでいたような気がする。
しかし，わざわざ並ぶ必要はないので，行列を作る人たちを横目にゆったりと足湯に浸かる。
湯場の中は意外と空いていた。
鮮やかな紅茶色のお湯が目に飛び込んでくる。体を洗うのもそこそこにお湯の中に入る。ツルツル感が何とも言えず心地よい。何より匂いが素晴らしい。匂いをどのように表現すればいいのか分からないが，とにかく高貴な匂い。切った檜の匂いに近いのかもしれない。
露天には茶色い湯花が舞い，これまたいい感じ。非加熱＋掛け流しという理想的な施設。人気があるのも頷ける。
系統としては，津南駅前温泉，田中温泉，中条温泉と同じような感じだが，やはりそれぞれ少しずつ違うのが面白い。
目に楽しく，匂いも高貴で，味も美味しく（飲んでいいのか知らないけど），ここは甘露のようなお湯だと思う。
(H16/9/19) |
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千手温泉 千年の湯 
