１１７号線から少し入ったところにある温泉。小さな公民館に併設されている。
駐車場も広く入りやすい。４００円。
なんと毎分２０００リットルという驚異の湧出量を誇っている。この湧出した温泉を独占してこの施設で使っているようである（他でも使っているかもしれないが）が、恐ろしいことである。普通ならば温泉スタンドくらいは設けそうな気がするが、それすらない。
この驚異の湧出量の温泉は、４～５畳ほどの内湯にのみ使われている。吹き出るように注ぎ込まれて、大量にオーバーフローしている。ジャグジーがあって浴槽内循環されていると思われるのが残念。というか、ジャグジーなどいらないと思う。上から注ぎ込まれて、溢れたお湯が掛け流される、それだけでいいと思うのだけれど。
湯船の小ささが好印象。注がれるお湯の量もいい。しかし、２０００リットルという湧出量の温泉がすべて使われているとも思われない。どうなっているのだろうか。
モール泉系の単純温泉で、新鮮そのもの。泡付きはない。飲泉はできないが、口に含むと若干甘いあじがする。モール泉特有である。
露天風呂はないが、内湯の窓からは黄金色に染まった稲穂が揺れる田んぼが眺められる。
きわめて地味な施設であるが、泉質の良さは折り紙付き。穴場の名湯と言えるだろう。
(H20/9) |
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下条温泉 みよしの湯
