美ヶ原温泉(旅館すぎもと)


HP http://www.mcci.or.jp/www/sugimoto/
系統 歴史系
混み混み度 適度
湯色 透明
泉質 単純温泉
加水状況 源泉100
加温状況 常時加温
環流状況 かけ流しと循環
風呂の種類 男女別内湯各1・
男女別露天各1
貸し切り風呂1
日帰入浴料金 日帰り不可
営業時間 日帰り不可
休憩所 あり
問い合わせ先 0263−32−3379
入湯回数 2回
極私的評価


歴史
日本書紀に天武天皇が「束間の温泉」に行幸しようとして信濃の地形図を献上させたと書かれており,この「束間の温泉」が現在の美ヶ原温泉か浅間温泉かのどちらかと考えられている。日本書紀に取り上げられるほどの歴史のある温泉であるといえる。
平安時代の歌人源重之は「出る湯の わくにかかれる 白糸は くる人たえぬ ものにぞありける」と詠んでいる。
昭和58年に国民保養温泉地の指定を受け,平成2年には「ウェルネスうつくし」がオープンした。

感想
美ヶ原温泉の中では,恐らく一番有名な旅館かと思う。
日帰り入浴は出来ない宿かと思うが,宴会付きということで,入れさせてもらった。十県会準備委員会の打ち上げ。2年間にわたって続いたが,ようやく終わったという感じ。一応本は無事完成し,シンポジウムも無事終わったし,結構感無量である。
食事はとても美味しかった。宴会用の料理かもしれないが,茸など地のものをふんだんに使った料理などが並び,お皿も趣向を凝らしたものであって,素晴らしかった。評判なだけはある。
温泉も素晴らしい。一部循環・加熱だが,うまくお湯を使っている感じがあった。湯屋の雰囲気も素晴らしい。高級旅館の面目躍如といったところである。
建物全体に漂うお洒落感は,さすがの一言。泊まる部屋の一つには隠れ部屋のようにロフトがあって,そこではクラシック音楽を聴くことができるようになっていた。そこは松本平が一望できる部屋にもなっていた。その他の部屋もいろりが設けられたりしており,古い松本らしい民家調の建物が現代調に蘇り,非常に素晴らしい調和を醸し出している。女性客の人気が高いというのも頷ける。
なかなか予約は入らないと聞く。松本で一番の温泉宿,と言っても過言ではないだろう。
宴会も楽しかったが,じっくり宿を楽しみたい気もした。
(H17/9)
正月の宴会で入る。
露天風呂の浴槽があまり深くなく、好ましい。
とにかく料理のレベルが高い。松本市街地では一番お薦めの宿だと思う。
(H19/1)
追記;最近は追分屋旅館や和泉屋旅館の台頭が著しく、今聞かれたら一番お薦めとは言わないかもしれない。
(H23/7)

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