白骨温泉（かつらの湯　丸永旅館）

HP	http://www.shirahone.org/maruei/
系統	秘湯系
混み混み度	適度
湯色	白
泉質	含硫黄−CaMg− 炭酸水素塩泉 〔硫化水素型〕
泉温	３７．９度と３３．３度
蒸発残留物	１５８３�r／１�s
加水状況	源泉１００
加温状況	加温あり
環流状況	掛け流し
風呂の種類	男女別内湯各１ 混浴露天風呂１
日帰入浴料金	５００円
営業時間	１１〜１５時
休憩所	あり
問い合わせ先	０２６３−９３−２１１９
入湯回数	１回
極私的評価

歴史
歴史は約４００年以上にも及ぶ。 文化７年（１８１０年）に発行された「旅行用心集」の中に白骨も載っている。 この温泉に含まれる石灰分が湯船に白く付着するところから，もとは「白船」と呼ばれていたが，中里介山の小説「大菩薩峠」により「白骨」の名が知られることになったことから，白骨温泉と呼称を統一した。 若山牧水や斎藤茂吉など，文人も多く訪れている。 平成１６年，白濁を得るために一部施設で入浴剤を投入していたことが判明。週刊ポストにより記事となり，全国の温泉偽装表示問題の火付け役となった。

感想
新泡の湯 60リットル 379 小梨20リットル 333 ２つの源泉を混合。 1583 ミリグラム 500円は他と比べて安い。源泉は温く、加熱している。 内湯は小さく、好ましい。年期が入った湯屋は味がある。こういう湯屋は大好きである。木造の湯船には析出物が付着しており、かなり湯船が変形している。 露天風呂は混浴。ヌル湯。投入量が少ないため、新鮮さは欠けている感もあるが、爽快感がある。露天風呂に入ると茶こけた内湯の湯屋が見え、秘湯の趣がある。後から庭に取ってつけた感じも否めないが、逆に風情があるとも言えるかもしれない。 混浴だが、女性は多分入りづらいだろう。お湯自体は真っ白だから見えないが、入るまでが大変だと思う。泊まりなら大丈夫かもしれない。 泡ノ湯と小梨の湯の間にあって、穴場的な小さな旅館だが、結構人気。 （H19/8)