乗鞍高原温泉　湯けむり館　（新）　

ＨＰ	http://www.norikura.co.jp/yukemuri/
系統	眺望系
混み混み度	適度
湯色	白
泉質	単純硫黄泉（硫化水素泉）
泉温	４９度
湧出量	１５００リットル／分
蒸発残留物	６５９�r／１�s
加水状況	源泉１００
加温状況	常時加温
環流状況	掛け流し
風呂の種類	男女別内湯各１， 男女別露天風呂各１
日帰入浴料金	７００円
営業時間	午前９：３０〜午後９：００
休憩所	あり
問い合わせ先	0263-93-2589
入湯回数	１回
極私的評価

歴史
昭和５１年，湯川の上流で自然湧出のまま渓谷に流れていた温泉を乗鞍高原まで引き湯して利用を開始した。 延長７．６キロメートル（120メートルのトンネルもあり），総工費３億７００万円を投じて引き湯し，日帰り施設、旅館やペンションなどに配湯されている。 平成２５年３月３１日に旧施設が閉館となり、新しい施設が４月２６日、開業した。

感想

1990年の開館以来人気の施設だった湯けむり館が道路を挟んで反対側に新築され移転した。駐車場が広くとられており、冬のトップシーズンでも安心。 内湯と露天風呂がある。両方ともに乗鞍高原温泉ならではの白いお湯が満たされている。白い粒のような湯の花がお湯の中を舞っているのがここの特徴。硫黄臭が強く、匂いでも温泉に来た気分を高めてくれる。このお湯の匂いは強烈で、２〜３日は体に染み付いているのではないかと思わされるほど。 お湯に加えてここの売りは露天風呂。移転してさらに乗鞍岳の眺めがよくなったように思う。冬には雪見露天風呂を楽しむことができるだろう。山の中にあって四季折々の風景が楽しみである。 休憩スペースの他、入ってすぐのところにかなり広い食事処があって、こちらだけでも利用することができる。 名物の暖炉がなくなってしまったのは残念だが、新築されて、また人気の施設として歴史を刻んでいくことだろう。 (H25/11)