温泉が数多くある信州にあって，東筑摩郡等中信の北，北信の南西地域は，高温泉に恵まれていない。高温泉が少ないのは，他にも木曽地域などがあるが，冷鉱泉でも，いい温泉はたくさんある。
ここのみたらし温泉も，結構気に入った。福祉センターの中にあり，完全に地元密着系。この外観からして，たまらないが，地元民以外には敷居が高いと思って若干敬遠していた。しかし，入ってみると，普通の温泉施設で，難易度は高くない。３００円だというのに，石鹸等が完備されており，掃除も行き届いていた。
ガイドの「とら」には掛け流し，と書かれていたが，長野県庁のＨＰでは循環となっていた。湯口から注ぎ込まれるお湯は源泉で，浴槽内は循環しているのだろうが，いずれにしても，新鮮さを感じる。
地元密着のいい温泉。休日だったが，時間が早かったせいか，他に客はいなかった。
受付のおばさんが，夢中で来客（地元民）のおばさんと話していた。こういう温泉はいい温泉だ。
(H17/4)
リニューアルのため、平成１９年９月から３ヶ月間閉館の予定。
二度目の来訪。
リニューアルされたときいて寄ってみる。確かに外観からこぎれいになっている。一般客でも入りやすい。
中は相変わらず空いている。綺麗な広い休憩室があるが中にいるのは一人だけ。浴室を開けてびっくり。作りは前と変わらないが、シャワー周りがホテルのようにお洒落な感じになっている。シャンプーとボディーシャンプーもお洒落な容器に入っている。このリニューアルは何だかすごい。
お湯は以前と同じ柔らかいお湯。湯口からは非加熱の硫黄冷鉱泉が流れ出している。湯気抜きが悪いのを置くと、ここまで人がいない理由が分からない。穴場温泉である。300円維持も好印象。
もっと地元の人が押し寄せてもいいと思うけど、福祉センターという名前がいけないのかもしれない。
(H20/5) |
（以前の写真） |
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みたらし温泉（麻績村福祉センター）
