いろいろな媒体で宣伝されているので印象に残っており、訪れてみる。入るなりテンションの高いおばちゃんに「日帰り入浴か」と聞かれる。そうだというと、部屋はどうする、という。ただ入るだけで部屋はいい、というと、それは「ひと入浴だから日帰り入浴とは違う」と言われる。そんな勝手な用語作られても分からないのだが。
掃除したばかりだからぬるい、と言われる。そうは言っても、と思いながら入ると、本気でぬるくてびっくりする。掃除したばかりだからぬるい、という理屈もよく分からない。いったんお湯を落として掃除したのであれば、循環させているんだし、熱いお湯で満ちていてもおかしくないと思うけど。（客が居なくて、朝一番に訪れたから、加熱していなかっただけではないだろうか、と疑ってしまう）
ぬる湯好きだから、まぁいいけど、この温度で循環させていると、菌が発生しそうである。
注ぎ口からお湯は注がれておらず、横の方からお湯が出てきている。ジャグジーもあり。
どうみても循環だと思うが、館内のあちこちに「掛け流し」と書かれているのが、なんとも（下手すると景表法とか、温泉法違反になりかねないと思う）。その他、いろいろと手書きの掲示があるが、突っ込みどころが多すぎる。それなりにきれいにされた施設なのに、ある種パラダイス系である。
思わず笑ったのは、「アンケート回収箱」と書かれた紙が貼られたゴミ箱があったことである。横にアンケート用紙が吊されているが、ゴミ箱はひどすぎる。本当にアンケートBOXなのか、訝しがって、ゴミ箱をちらっと開けて見ると、「いつまでも品切れ。もうすぐつぶれますよ」と書かれたアンケートがいきなり目に入ってくる。
とにかく、この施設で日帰り料金１０００円は高すぎる。信州ではトップクラスの日帰り料金であるが、その自覚は経営者には全くないだろう。おそらくだが、この経営者は、他の温泉施設に入ったことが殆どないのではないだろうか。
残念ながら、他と比べてリピーター率が低い温泉施設だと思う。
（Ｈ２０／８） |
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穂高温泉 シャルマンゆうすい館
