武雄温泉といえば、「楼門」。
これほどのインパクトを持った温泉のシンボルマークはそうそうあるものではない。
草津温泉の湯畑、野沢温泉の大湯か麻釜とか、そんなレベルである。ただ、この楼門は勿論入り口で、そこに温泉の浴場があるわけではない。楼門をくぐったところにいくつかの温泉施設がある。
一番安い「元湯」に入る。４００円。高い天井で明るく雰囲気がいい。階段を下りて浴室に行く。レトロな浴室に２つの湯船に分けられて設置されている。ぬるゆとあつ湯に分けられているが、ぬる湯も十分熱い。が、あつ湯はさらに熱く、浸かることができなかった。
小さめのライオンの湯口が二つ並んでいてかわいらしい。ライオンの湯口を久しぶりに見たような気がする。百獣の王だけに、かわいらしいなかに凛とした威厳がある。
お湯は単純温泉だが、つるつる感があり、存在感のあるお湯である。
雰囲気と合わせ、気に入った。
朝から地元の人が訪れて賑わっていた。それも頷ける。こういう共同浴場がある温泉地は絶対にいい温泉地である。
タイルマニアとしては殿様湯に入ってみたい気もしたが、３３００円というのは１人ではちょっと手が出ない。家老湯というのもあったりして面白い。
(H24/10) |
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武雄温泉 
