住宅街から小道を上がっていったところにある。
看板が出ているので迷うことはないが、相当の小道でまた坂道でもあるため、車が上っていくか不安になる。あとすれ違いもできるかどうか。
日帰り入浴はやっておらず、食事をすると入らせてもらえるシステム。
まず最初に入浴をして、その後食事を出すということを説明される。１４００円。
露天風呂は男女入れ替え制のようだ。
毎日偶数日は男性が見晴らしがいい方の露天風呂とのこと。
雑誌などに載っていた露天風呂風景であった。とにかく、青いお湯に驚く。こういう「青い」お湯は、信州では殆ど見ることができない。
全国でもそれほど多く見られるわけではない。私も記憶をたどっても、ここまで青いお湯にはいつ浸かっただろうという感じである。
これがナトリウム塩化物泉という泉質名であるのだから、驚く。
普通、ナトリウム塩化物泉＝食塩泉という泉質名を聞けば、だいたいの人は、透明か、あるいは茶色系のお湯を思い浮かべるだろう。
それが青色になっているのである。
大きな湯船では投入量が少なく、かなりぬるめになっていたが、熟成もされていた。
露天風呂からは別府の町並みを見下ろすことができる。
やや曇っていたため海を一望という感じではなかったが、晴れていたら最高だろう。
戻ってきて、食事が食べる。弁当風であって、プラスチック容器で出てくるのがちょっと味気ない。ただ、作り置きしているものでもないらしく、悪くない。
この青いお湯は全国でも五指に入るだろう。
（H24/5) |
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観海寺温泉 いちのいで会館
