塩釜温泉　ホテル明賀屋

外観

感想

ホテル明賀屋に宿泊。国道沿いにある結構大きめのホテル。見た目からしてちょっと古びてきている。１人泊も可能であるが、１泊２食付きで１万５０００円くらい。若干高い印象もある。一人旅プランということで、部屋に食事が出される。気を遣わないようでいて、逆に旅館の人に気を遣うので、ちょっと微妙である。食事は食べきれないくらい出てくる。旅館の人も客の入りにしては多くいるため、逆に気を遣ってしまう。 風呂は、男女別露天風呂・家族風呂、昔ながらの男女別内湯と、貸切利用可能な岩風呂がある。露天風呂は渓流を眺めることができる。いったん外に出てから行かなければ行けないので、結構手間。内湯は、男性用は「かっこう風呂」と名付けられた大浴場。かっこうの壁絵がある。弱食塩泉とのことで、無色透明のお湯が掛け流しになっている。建物の階下部分にある。昔ながらの浴室だろう。朝一番で訪れると、意外と熱いお湯になっていた。さらに１階下に岩風呂がある。原点のような風呂だろう、打たせ湯になってお湯が注がれている。湯船もさほど多くなく、大量掛け流しが好印象。ただ、湯気抜きがうまくいっていないのと、そこまで清潔とも言えなそうなのが残念。いずれにしても、むやみに屋上露天風呂とかを作ろうとしないのは、いいと思う。減価償却終わりかけの施設で、さらなる投資をする気がないだけかもしれないが。 一人泊の施設としては、ちょっと高額で、どうしても評価が辛くなってしまうが、明賀屋本館の露天風呂にも入れたし、よかったと思う。 (H20/8)