塩の湯温泉　明賀屋本館

外観

感想

明賀屋本館に入浴。立ち寄り入浴は２０００円くらいかかるようであるが、ホテル明賀屋に泊まると無料で入ることができる。しかし、車で１０分くらいかかるし、面倒くさがって行かない人が大半だと思う。送り迎えなどがあるわけでもない。 ここは川岸にある混浴露天風呂が有名。渓流沿いに露天風呂があり、４つの湯船がある。ちょうどあいにくの天気で大雨が降っており、水嵩が増していて、川の流れに迫力がある。このように源泉に近づくための露天風呂というのはいい。源泉を分け隔てなく利用するための混浴だろう。混浴は落ち着かないが、こういう使い方はいいと思う。 塩化物泉で、褐色に染まっている。湯船も析出物で、かなりまろやかな味が出ている。 渓流をぼーっと眺めていると時を忘れる。ここまで渓流に近い露天風呂は、初めてかもしれない。福渡温泉の岩の湯も同じような感じだったが、塩原温泉郷の特色なのだろう。ポンプアップなどできなかった歴史が思い起こされる。 この渓流露天風呂は一度入ってみたかったし、入れてよかった。 (H20/8)