塩原福渡温泉　岩の湯

歴史

感想

公共露天風呂としては岩の湯と不動ノ湯がある。両方で清掃協力費として２００円。 まずは岩の湯に入る。近くを川が流れていて，聞こえてくる川音が心地いい。但し，川は整備されているし，向かいに旅館が立ち並んでいて，丸見え。普通結構勇気がいると思うが，平気で女性も入っていた（混浴）。 だんだん温泉に関して羞恥心がなくなってきているので，丸見えでも割合平気になってきた。 緑色に濁っており，いいお湯。 （H14/8/9) 相変わらず橋のたもとに存在感を持って佇んでいる。 ２つの湯船があり、１つは適温のお湯で褐色の度合いが薄いお湯。なかなか深く、浸かると座ることが困難なくらいの深さ。素晴らしいのは、足下湧出になっていること。下から泡が時々上がってくる。足下湧出温泉がここまで適温なのは珍しいのではないだろうか。適温で新鮮。 もう１つの奥の方の湯船は、茶褐色になっている。上から注がれている他、こちらも足下湧出になっている。砂になっている浴槽の床からぷかぷかと気泡が上がってくる。ただ、こちらの方はかなり高温で、長く浸かっていることはできない。 流れ出ているところがうまく小さな浴槽のようになっていて、そこをずっと独占している人がいた。手を伸ばせば川に手が浸かる場所である。本当に心地よさそうであった。 こちらも混浴だが、女性はちょっと入りづらいだろう。色が付いているから何とかなるかもしれないけど。 不動の湯と岩の湯。塩原温泉郷を代表する共同浴場がすぐ近くにある形になるが、どちらも甲乙付けがたい魅力がある。 ここ岩の湯を上がり湯として、２回目の那須塩原の温泉巡りを終える。本当に素晴らしい温泉郷だ。 (H20/8)