塩原福渡温泉　不動の湯

歴史

感想
不動の湯は誰もいなかった。結構人気らしいのに。 その原因はやはり虻。服も脱がない内から数匹飛び回っていたので，そいつらに食い物にされるのが異様に悔しくなり，入るのをあきらめる。林の中にあって，また岩の湯とは違った湯，違った趣。 結局近くにあった足湯につかって，入ったことにする。おばさん２人も足を浸けていたが，虻の来襲に遭って，ハエ叩きを振り回していた。ほんと大迷惑である。 それにしても，足湯は今後，どの温泉でも新設系なら導入されるだろう。気持ちいいし，気軽に「混浴」ができるし。 環境も湯質もいい温泉だと思う。虻さえいなければ。 （H14/8/9) 前回来たときは虻に追われていた記憶があるので、改めて訪問する。 福渡温泉は、駐車場に困る。堂々と違法駐車している車も散見されるが、さすがに真似することはできない。下から行くと、一方通行の道をいったん通り過ぎて、信号を過ぎてすぐにある共同駐車場に止めるといいと思う。そこから歩いて１０分〜１５分くらいで、岩の湯と不動の湯へ行く吊り橋にたどり着く。 不動の湯は森林の中にあり、相変わらずの佇まいだが、前回来たときよりも立派な足湯が近くにできていた。 不動の湯は混浴だが、脱衣所も一つだし、通路からも丸見えなので、なかなか女性にはハードルが高いと思う。 改めて訪れると、湯量が素晴らしい。打たせ湯のようにお湯が注がれているが、適温のお湯が注がれていた。それがさほど大きいとは言えない浴槽に注がれているので、新鮮である。鉄分を含んだ赤い湯の花が小さく舞っている。打たせ湯から注がれるから、下に人が座ると、泡が生じてお湯が白くなる。小さい気泡を生じさせて、白いお湯を作るスーパー銭湯があるが、自然にそのようになっている。茶褐色のところと白い部分が入り交じって見てて面白い。 岩の湯と並び、さすがに評判の高い共同浴場である。レベルが高い。 虻も一匹飛んでいたが、何とか回避する。適温のお湯が気持ちいい。 森林の中にあり、近くを渓流が流れているが、雨で増量しており、なかなか迫力のある光景になっていた。 (H20/8)