和山温泉（和山荘）

HP	http://web-nagano.jp/villsakae/
系統	秘湯系
混み混み度	適度（普段はきっとすきすき）
湯色	透明
泉質	ＮａＣｌ塩化物硫酸塩泉 （弱アルカリ性低張性高温泉）
泉温	４４．５度
湧出量	２１１リットル／分
加水状況	源泉１００％
加温状況	加温なし
環流状況	掛け流し
風呂の種類	内湯１
日帰り入浴料金	３００円？
営業時間	？
休憩所	ない
問い合わせ先	０２５７−６７−２２４１
入湯回数	１泊
極私的評価	−

歴史		地図
	寛政元年（１７８９年）、獲物を追った秋田のマタギによって発見されたと伝えられる。	大きな地図で見る

感想

和山温泉のいくつかある民宿の一つ「和山荘」に泊まる。 夕食は広間に宿泊客全員で机を囲んで食べる。山菜づくしで健康的。こごみとか美味しかった。夕食を食べていると，陽気に酔っぱらったご主人が「のよさ節」を歌ってくれる。常連のお客さんが多いようで，ご主人も常連の人と盛り上がって話をしている。 一つの机を囲んでいるので，必然的に他の人と会話することになる。隣のグループは志賀高原から奥志賀栄線を抜けてきたらしいが，車で走るすぐ目の前で雪崩があって，前に進むことができなくなってしまったらしい。笑いながら話していたが，数秒ずれていれば，雪崩に巻き込まれていただろう。後ろから車が次々に来てにっちもさっちもいかず，十台くらいに乗っていた人が協力しあって道路の上に横たわる雪を取り除いて通ったらしい。みんな車のジャッキや車に積んでいた△の標識や，犬の散歩用に持っていた小さなスコップなどで一致協力して取り除いた，ということで，その光景が目に浮かぶようで面白かった。それにしても，雪崩の恐ろしさを知り，翌日志賀高原に抜けることはやめにする。 お湯は和山温泉の民宿連で集中管理された温泉。循環設備などあるはずもなく，贅沢な掛け流し。仁成館とはまた印象の違うお湯だった。内湯が１つあるだけで，必然的に貸切風呂になる。 朝も健康的な食事が並ぶ。窓から外を見ると，青い空に一部白い雪をまとった鳥甲山が卒然と聳え立つ。これほどの雄大な景色はなかなかないと思う。 この宿の泊まり料金は，税（消費税・入湯税）込み価格が６１５０円。 宿のご主人夫妻も気がいいし，地の話も聞けるし，たまにはこういう民宿に泊まるのもいいな，と思った。 (H16/5/2) 休業中とのこと・・・。このまま廃業ということになってしまうのか。 (H18/10) 通りかかって外から見た感じ、営業しているようですが・・。 栄村の公式ＨＰやパンフレットからも消えていないし、また再開されたのかもしれません。 (H22/5)