野沢温泉（真湯）

HP	www.vill.nozawaonsen.nagano.jp
系統	歴史系・真湯源泉
混み度	適度
湯色	白・エメラルド
泉質	単純硫黄泉
泉温	５５．１度
蒸発残留物	７７２�r／１�s
加水状況	源泉１００％
加温状況	加温なし
環流状況	掛け流し
種類	男女別内湯
日帰料金	無料
営業時間	深夜以外
休憩所	なし
問合先	０２６９−８５−３１５５
入湯回数	１回
評価

歴史
８世紀前半の聖武天皇のころ，行基によって発見された，と伝えられる。 熊の手洗い湯が野沢温泉発祥の湯らしい。手負い熊の後を追っていった漁師が傷を負った手をお湯の湧出口に浸している熊を発見したという言い伝えもある。 弘治３年（１５５７年）５月の上杉謙信の小菅元隆寺願文と同年６月の武田信玄書状に記載がある。 江戸時代には飯山藩主松平氏が浴場や宿を整備し湯治場として利用されるようになった。寛永年間（１６２４〜１６４３年）に飯山藩主の松平氏が大湯に別荘を建て，御殿湯とした。天保５年（１８３４年）には「野沢温泉療法」が出版されている。 １３の外湯は，江戸時代から湯仲間という制度によって守られている。 天明６年（１７８６年）に開湯。江戸時代は「上照湯」と呼ばれていた。 昭和２４年岡山医大大岡政治郎博士が日本温泉学会で「天下の名湯」として発表。周辺の６軒の共同所有になっている。

感想
つつじ山公園の入り口にある。 平成１８年１１月まで建替え中とのこと。 改装が終わった。さすがに改装が終わってすぐのため綺麗な施設。花や野草なども飾ってあってお洒落。 脱衣場は他と同じく風呂場と一体になっている。 お湯は白濁だが、緑色が混じっていた。エメラルドグリーンといえばいいだろうか。実に目に鮮やか。そこに黒い湯の華が舞っている。ミョウバンが凝固したものだろうか。さすがの真湯源泉。堪能した。そして天下の名湯とのことで、やはり人気も高い。 朝にまた行ったが、５時前から並んでいた。激熱でがんがん加水する。黒と白の湯の華がぶわっと舞う。素晴らしいお湯。 お湯で言うと、滝の湯と並んで、野沢温泉でトップだと思う。 (H19/8)