野沢温泉（松葉の湯）

HP	www.vill.nozawaonsen.nagano.jp
系統	歴史系・麻釜（大釜）源泉
混み度	適度
湯色	透明
泉質	含石膏−食塩・硫黄泉
泉温	８６．９度
蒸発残留物	１０２９�r／１�s
加水状況	源泉１００％
加温状況	加温なし
環流状況	掛け流し
種類	男女別内湯
日帰料金	無料
営業時間	深夜以外
休憩所	なし
問合先	０２６９−８５−３１５５
入湯回数	２回
評価

歴史

８世紀前半の聖武天皇のころ，行基によって発見された，と伝えられる。 熊の手洗い湯が野沢温泉発祥の湯らしい。手負い熊の後を追っていった漁師が傷を負った手をお湯の湧出口に浸している熊を発見したという言い伝えもある。 弘治３年（１５５７年）５月の上杉謙信の小菅元隆寺願文と同年６月の武田信玄書状に記載がある。 江戸時代には飯山藩主松平氏が浴場や宿を整備し湯治場として利用されるようになった。寛永年間（１６２４〜１６４３年）に飯山藩主の松平氏が大湯に別荘を建て，御殿湯とした。天保５年（１８３４年）には「野沢温泉療法」が出版されている。 １３の外湯は，江戸時代から湯仲間という制度によって守られている。 昭和３５年にできた新しい浴場。昭和５７年に改築された。 麻釜から２口、１８リットル／分配湯。

感想
昔は矢場があったところで「的場」がなまって「松葉」になったということである。坂の途中にあるせいか、2階部分に湯室がある。1階は洗濯湯になっている。多分、2階の湯室からの排湯では。 小さい湯船に白い湯の花が舞う。脱衣所と湯船が別なのは珍しい。入り口では温泉卵が作れる場所があった（地元の人のみ）。 大釜源泉。ごく薄いお湯のなかで白いタマゴスープのような湯の華が舞っている。色々な成分の違いでこのように特徴が変わるのは面白い。やはり人気がある。 (H19/8)