熊の湯温泉　熊の湯ホテル

系統	観光系
混み混み度	適度
湯色	緑色
泉質	硫黄泉（硫化水素泉）
泉温	７２度 ４８．２℃（６３℃）
湧出量	５８１リットル／分 ７５リットル
固形物総量	１６１８�r／１�s １２７９�r／１�s
加水状況	加水５％程度
加温状況	加温なし
環流状況	掛け流し
風呂の種類	男女別内湯，露天風呂
日帰入浴料金	１０００円（熊の湯ホテル）
営業時間	１０〜１５時？
休憩所	あり
問い合わせ先	０２５９−３４−２３１１
入湯回数	２回
極私的評価

歴史
嘉永元年（１８４８年），当時松代藩の御用掛だった佐久間象山が森林伐採と植林計画のため志賀高原を調査していたところ，温泉を発見した。 これを受けて象山が松代藩士に宛てた書簡には「湯の性を察し候に，味酸くして殆ど草津に類し申候」などと書かれている。 その後，傷ついた熊が傷口を湯に浸していたという伝説から，「熊ノ湯」と名付けられた。 明治１５年に山本弥曽吉が宿泊施設を設けて開湯に至る。

感想
お湯が緑色！こんなに緑色のお湯は，五色温泉の内湯しか知らない。スキー場の中にあるのに，この湯屋は秘湯の趣が。 これでもう少し，日帰り料金が安ければいいのに。 飲んでみたら，何とも苦くて変な味。でも，体によさそう。 (H15/5/3) 二度目の来訪。ほたる・熊の湯地区で湯巡り手形を発行していて、宿泊客は１３００円を出して購入すると他の３軒に立ち入り入浴ができる。１３００円というのが何とも微妙な金額。でも、嬉しい。 熊の湯温泉は二度目の来訪だが、前回に来たときよりも更に素晴らしい印象を得た。 緑色の硫黄泉の素晴らしさはもはや言うまでもない。透明感のある緑に色づく硫黄泉というのは信州でも少ない。思いつくところでは戸倉温泉、上諏訪温泉の一部源泉、おぶせ温泉、五色温泉の内湯くらいではないだろうか。 内湯の湯屋の雰囲気が素晴らしい。 この宿は郡司氏の本や自遊人の無料パスポートなどでも取り上げられ、全国的に有名。スキー場を目の前にした観光ホテルでありながら、秘湯ムード満点の宿はレベルが高いと思う。雰囲気のある湯屋を残しているのが大ヒット。 いつまでも入っていたくなる、素晴らしい温泉。 (H19/11)

蒸気噴出 近くで気軽に温泉が沸いていた。 野湯好きの人にはたまらないだろうが，ここで入ったら通報されそうだ。