２年ぶりに栄村秋山郷を訪問する。
毎年GWになると秋山郷に行きたくなるが、昨年は震災があり、さすがにどういう様子かも分からず、訪れるのを自粛した。
２年ぶりの来訪だが、ほとんど何も変わった様子がない。この村は、数百年にわたって、飢饉とか雪害とか、あらゆる災害を乗り越えてきた。いま、地震くらいでどうこうなるような村ではないと思う。部外者の勝手な思いだけど。
応援するという意識ももちろんあるけど、普通に訪れて、お金を落としていく。それが何よりの復興支援だと思う。
天気がよく、新緑がきれいで、紅葉の時期と並んで、最高の季節である。鳥甲山の残雪と新緑のコントラストが見事。
県外ナンバーの車も多く来ているが、例年よりも少ない感じがした。やはり震災の影響があるのだろうか。
切明温泉は何度も来ているが、以前から看板を見て気になっていた「雪あかり」で日帰り入浴をお願いする。意外と大き目の宿だ。
入り口に猫がでっぷりと座っていて驚く。マスコット猫のようだ。人間を見ても目を合わせてくるだけで動かない。
館内清掃中だったが、露天風呂は入れないけど、という前提で入浴させてもらう。
内風呂は、広い湯船の中に、切明のお湯がそのまま注がれ、掛け流されている。小さな湯の花が舞う良泉である。しっかりと温まる。
窓が広く取られていて、切明の渓谷を眺めることができる。やはり新緑がきれい。
(H22/5) |
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切明温泉（雪あかり）
