登別温泉　第一滝本館　　　

外観

感想

職権濫用で研修旅行の宿泊先を北海道・登別温泉に設定。一度は行ってみたいと考えていた温泉地だ。旅行会社にも、最も歴史がある第一滝本館を宿泊先に指定してお願いする。 大規模旅行も余裕で受け付けられる、大型旅館。それでも思ったよりも設備もきれいで料理も美味しく、ほっとした。 この旅館の売りは何と言っても、大浴場。 １５００坪のスペースに合計３５カ所の浴槽というのは、伊達ではない。私が巡った中で、最も広い大浴場であった。 広さだけではない。お湯のバラエティが半端なく富んでいて驚愕する。 泉質自体が７つあるとのことで、まず驚く。このような施設は世界どこを探してもないのではないだろうか。 少し泉質が違う、という程度ではなく、食塩泉から硫黄泉、重曹泉、酸性泉など、本当に感覚から違うのである。 特に硫黄の焦げた匂いがするお湯がとても新鮮で気に入った。お湯の量も大量で完璧。 朝には広く取られた窓から地獄谷を眺めることができた。 大規模旅館にして、このお湯のレベル。口を極めて、素晴らしい、と言いたい。 (H24/10)