白馬龍神温泉　湯あそび処おぶや

歴史

平成１９年９月にオープン。白馬村の北側、「道の駅白馬」の東側奥にある。 平成２１年５月頃、休業状態に。

感想

白馬に新しくできた新設系温泉。８００円とるだけあって、なかなか豪華施設。 まず入り口は自動バー式になっている。ここら辺で言うと倉下の湯やエコーランドと同じ仕組みになっている。しかし、暇をもてあましたような店員さんが付きっきりで案内してくれていた。 入ると目に飛び込んでくるのが、何だかきらきらした宝石のような石。何とかパワーとかが出ているとかいうような感じ。 脱衣所は意外と狭い。冬のスキーシーズンはごった返すのではないだろうか。 内湯は掛け流しの源泉浴槽と循環浴槽。源泉浴槽は微温湯でなかなか気持ちいい。湯船の下にさっきのナントカ石があり、ライトアップされている。この無駄な豪華さは何だろう。 露天風呂は壺風呂や源泉ミストサウナなどがあり、ちょっとしたスパ系である。人が殆どいないので、意外と壺風呂（循環だろうが）のお湯が新鮮で楽しめる。 洗い場は高級感が漂う。 休憩室では食事もできる。もっと多く客が来ることを予想していたのか、店員さんがあまり気味で、所在なさげなのが印象的。 お湯で言えば、塩の道源泉、白馬八方源泉には及ばないものの、いい源泉だと思う。ただ、８００円は高く、冬のシーズン以外は６００円くらいまで値下げする日もそう遠くはないのではないだろうか。 (H19/11) といっている間に、平成２１年５月ころ以降に廃業した模様。 やはり、経営側が都会の感覚を持ち込んでしまい、高級感を出すという戦略に立ったことが失敗だったと思う。 源泉は悪くなかったので、残念である。 あと、個人的には、施設内の写真撮影禁止だったため、利用者が中の様子の写真を用いることができず、ブログ等で自主的に宣伝してくれなかったことも、敗因の一つだと考える。意外と口コミの力は大きく、その中でも素人が飾らずに撮った写真の持つ影響力は小さくないと思うので。 (H21/12)