小谷温泉（雨飾荘）→取壊し・移転小谷温泉（雨飾荘）→取壊し・移転
系統 秘湯系 混み混み度 適度 湯色 うす褐色 泉質 Na炭酸水素塩泉
（重曹泉）泉温 ５８度 蒸発残留物 ２７５３mg／㎏ ｐH 6.97 加水状況 源泉１００（内湯は１０％加水） 加温状況 加温なし 環流状況 掛け流し 風呂の種類 男女別内湯・露天風呂各１ 日帰入浴料金 ４００円 営業時間 １０～２０時 休憩所 あり 問い合わせ先 ０２６１－８５－１６０７ 入湯回数 １回 極私的評価
歴史 弘治元年（１５５５年）に，薬師如来の夢のお告げによって武田氏の家臣であった岡田甚一郎が発見し，傷を負った兵士を療養させるために利用したのが始まりで，このことから「現夢の湯」として親しまれてきた。
昭和５年に行われた国民新聞社の全国優秀温泉の投票で第８位に入り，ドイツ万国霊泉博覧館へ出品された。
昭和４５年に国民保養温泉に指定されている。
→老朽化のため、取壊し。
感想
小谷温泉の中で未湯になっていた。
元々村営で気軽に入れる。食事処もあり結構にぎわっていた。
内湯を見て嬉しくなる。炭酸分を多く含んだお湯が上から大量に注ぎ入れられている。泡付きはないけど、注がれたところは泡が出てきている。大量の掛け流しは気持ちいい。
露天風呂に出てまたびっくり。ここに絶景露天風呂があるとは。雪とブナ林が眺められる。
しかもかなり広い浴槽。真ん中からブクブクとお湯が湧き上がっている。鉄分を含んだお湯で、赤い湯の華もわずかに舞う。こちらは内湯と違ってヌル湯でまた気持ちいい。
女湯の露天風呂と続きになっており、一応仕切りはあるが、女性は入りにくいかもしれない。
蛙の置物の水飲み場があった。
小谷温泉だからある程度はいいことを想像していたが、予想以上だった。
特に露天風呂が意外だった。すぐ近くの無料露天風呂が有名で、こちらは余り注目されていないがなかなかの秘湯である。
(H20/5)
